主な疾患主な取り扱い疾患のご案内
急性中耳炎
治療について
治療は抗生剤が中心となります。
時に鼓膜切開を行い、中耳内の膿を排液して
治りを早める方法をとることもあります。
完治まで時間がかかる病気です。
特に免疫的に未発達な乳幼児では、くり返しやすく、完治まで時間がかかる傾向にあります。

滲出性中耳炎
急性中耳炎の治る過程としておこる場合と、アレルギー・鼻炎などの鼻の病気があり、耳管という耳と鼻をつなぐ管の換気が良くないために、鼓膜の奥の部屋(中耳)の空気の圧力が低くなり、その結果として中耳の粘膜から液がしみ出しておこる場合があります。
治療について
まず、抗生剤、消炎剤、粘液溶解剤、抗アレルギー剤などで治療し、改善のない場合は鼓膜切開や鼓膜に換気チューブをはめこむ手術(チューブ留置術)などを行います。
鼓膜は麻酔できますので、痛みを伴わずにこれ
らの処置や手術ができます。

突発性難聴
治療について
治療を発症後一週間以内にステロイド剤(内耳保護作用)の内服もしくは点滴治療を開始する
必要があり、治療開始が遅れますと治療成績が悪くなります。
その他に循環改善薬をい用いたり、改善がない場合は高圧酸素療法を行なう場合もあります。

メニエール病
内耳には三半規管(頭のバランスをとる器官)と蝸牛(かたつむりの形をした音を感じ取る器官)があり、半規管の症状として回転性めまい・ふらつき・宙に浮く感じ、蝸牛の症状として難聴・耳鳴り・耳のつまった感じ・音のひびく感じが出現します。
すべての症状がそろう場合もあれば、めまいだけの場合やめまいを伴わないメニエール病もあります。前記の突発性難聴と症状が全く同じでまぎらわしい場合もあります。
治療について
治療は内耳のむくみをとる薬(利尿剤)や内耳の循環改善薬などを用います。
漢方治療もあります。

副鼻腔炎(蓄膿症)
症状が強いと顔面痛や頭痛を伴います。
軽症例では粘り気のある鼻汁がのどに落ちてくる感じがする程度です。
治療について
抗生剤中心の治療が一般的ですが、漢方治療もあります。
急性期は生理食塩水による鼻洗浄も症状改善には有効です。
また、長期にわたる例では鼻内に鼻茸(はなたけ:ポリープ)を形成して慢性的な鼻づまりの原因になります。
鼻茸を伴う例は手術治療の対象になります。

アレルギー性鼻炎・花粉症
治療について
抗アレルギー剤の種類は多く、その他に漢方による治療もあります。
また、レーザー治療も行っております。
咽喉頭異常感症
治療について
診療には内視鏡(ファイバースコープ)検査が必要ですが、耳鼻科の内視鏡は直径3mm強と細く、30秒〜1分程度の観察で済み、検査前の食事制限も不要です。
甲状腺腫瘍
超音波検査などで腫瘍が確認されれば、細胞診療検査(注射で甲状腺から細胞を採取します)である程度、良性か悪性かの見きわめをしてから、治療方針を決めるのが一般的です。
治療について
甲状腺腫瘍は薬や放射線治療が無効なことが多く、手術的治療もしくは経過観察を行うのが一般的です。

バセドウ病
脈が速くなったり、汗をかきやすくなったり、体重が減ったり、イライラしやすくなったりします。 夏に症状が悪化しやすく、女性では出産後に発症する例が多くみられます。
治療について
診断は血液検査で行います。
治療は薬、手術、放射線治療の中から選択します。
私は天理病院に勤務しておりましたときは、バセドウ病の手術に精力を注いでおりました。

いびき・睡眠時無呼吸
治療について
まずは治療必要かどうか重症度判定が必要です。イラストの様に自宅で睡眠中に呼吸状態を計測できる機器を貸し出して測定していただいております。この検査は小児でも可能です。治療としてノドの外科的手術、睡眠時のマウスピース装着、鼻マスクによる持続陽圧呼吸による方法があります。


